白血球像 WBC分類 臨床検査

2010年06月15日 02:26

白血球像は、末梢血液をスライドグラス上に塗沫し、染色鏡検カウントすることで、白血球の形態異常、あるいは種類(正常では好中球・リンパ球・好酸球・好塩基球・単球の5種類)の偏りを%で表します。感染症や各種白血病、血液系の悪性腫瘍など様々な疾患の鑑別診断に有用です。

一般に細菌感染症では好中球が増加し、核の左方移動(桿状核球・後骨髄球などの増加)がみられます。高齢者の炎症性疾患では、白血球増多がなくても核の左方移動で炎症の存在を推定することができます。
一方ウイルス感染では、リンパ球の比率が高くなる場合が多く、白血球数そのものは減少する場合も稀ではありません。ウイルスの種類によっては異型リンパ球が認められます(伝染性単核症など)。
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