Hb ヘモグロビン 血球計算 臨床検査

2010年06月18日 21:46

Hb ヘモグロビンは、血色素ともいわれる赤血球中の赤い色素蛋白で、酸素の運搬を担っています。一般に血球計算の検査に含まれ、赤血球数、ヘマトクリット等の値とともに貧血の種類と程度の診断に用いられます。
基準値:M 13.5~17.5 F 11.5~15.0 g/dl

高値を示す病態
真性多血症、二次性多血症、良性多血症、ストレス多血症、高地居住者、脱水

低値を示す病態
・小球性低色素性貧血:鉄欠乏性貧血、無トランスフェリン血症、鉄芽球性貧血
・正球性正色素性貧血:再生不良性貧血、発作性血色素尿症、溶血性貧血
・大球性正色素性貧血:(巨赤芽球性)葉酸欠乏症、悪性貧血、ビタミンB12欠乏症(非巨赤芽球性)肝障害、その他


カテゴリ:検査項目 疾患 FGHIJ

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