下痢原因 黄色ブドウ球菌 エンテロトキシン 続き

2010年04月07日 03:15

ヒトで エンテロトキシン による発症に必要な量は、エンテロトキシンBでは25~50μgと考えられていましたが、加工乳などの事件では200ng以下のエンテロトキシンAで発症していることも報告されています
実験動物スンクス(Suncus murinus )の腹腔内にエンテロトキシンAを投与すると、約90分後に嘔吐が周期的に複数回みられ、この嘔吐は腹部迷走神経切断処理、セロトニン受容体拮抗薬の前投与、さらにセロトニン枯渇薬の前処理等により抑制されました。

これらの結果から、ブドウ球菌食中毒の特徴的な症状である嘔吐と下痢は、エンテロトキシンがEC細胞(腸クロム親和細胞)からのセロトニン分泌を誘発することによって起こる生体反応であることを強く示唆しています。


カテゴリ:下痢の原因ウイルス細菌

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