腸管出血性大腸菌 EHEC 続き

2010年05月03日 09:45

腸管出血性大腸菌 EHECはベロ毒素を作り出します。ベロ毒素は、大腸の粘膜内に取り込まれたのち、リボゾームを破壊し蛋白質の合成を阻害します。蛋白欠乏状態となった細胞は死滅していくため、感染して2~3日後に血便と激しい腹痛(出血性大腸炎)を引き起こします。

また、血液中にもベロ毒素が取り込まれるため、血球や腎臓の尿細管細胞を破壊し、溶血性尿毒症症候群(急性腎不全・溶血性貧血)急性脳症なども起こることがあり、急性脳症は死因となることがあります。


カテゴリ:下痢の原因ウイルス細菌

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