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古くから病人食とされている重湯(おもゆ)はデンプン(ブドウ糖の重合体)を多く含むコメを煮て、少量の食塩を加えた食品で水分補給という点で理にかなった食品であるといえます。ブドウ糖濃度が2~2.5%程度でブドウ糖とナトリウムのモル比が1:1の場合に、水の吸収効率は最も高まります。また浸透圧は、血液の浸透圧(270mOsm/l)よりもやや低い200-250mOSm/lが良いとされています。
乳幼児の脱水時にスポーツドリンクのみを与えると低ナトリウム血症から水中毒を引き起こすことがあるので要注意です。現在日本では、厚生労働省認可の個別評価型病者用食品として 経口補水塩 用の飲料が発売されており、調剤薬局や病院の売店等で購入することができます。