下痢の原因 毒素原性大腸菌

2010年03月31日 03:07

毒素原性大腸菌(enterotoxigenic Escherichia coli:ETEC)は途上国における乳幼児下痢症の最も重要な原因菌であり、先進国においてはこれらの国々への旅行者にみられる 旅行者下痢症 の主要な原因菌です。また、途上国においては ETEC 下痢症はしばしば致死的で、幼若年齢層の死亡の重要な原因のひとつです。

ETEC の感染は多くの場合、水を介しての感染だと考えられています。わが国においては下痢原性大腸菌による食中毒事例のなかで、発生件数がもっとも多いのはETEC です。ETEC 感染症における潜伏期間は12~72 時間ですが、それより短い場合もあります。主症状は下痢であり嘔吐を伴うことも多いようです。


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