カンピロバクター 感染症 治療と予防

2010年04月28日 03:30

カンピロバクター 感染症の患者の多くは自然治癒し、予後も良好である場合が多く、特別治療を必要としませんが、重篤な症状や敗血症などを呈した患者では、対症療法と共に適切な化学療法が必要です。第一選択薬剤としては、エリスロマイシン等のマクロライド系薬剤が推奨されます。

カンピロバクター感染症の予防は、食品衛生の面からみると、他の細菌性食中毒起因菌と同様に、獣肉(特に鶏・アヒル・シチメンチョウなどの家禽肉)調理時の十分な加熱処理、また、調理器具や手指などを介した生食野菜・サラダへの二次汚染防止に注意することです。また、カンピロバクターは乾燥条件では生残性が極めて低いことから、調理器具・器材の清潔、乾燥に心がけることも重要です。
また、トリ刺し、レバ刺し等の生肉の喫食は避けるべきです。その他、イヌやネコ等のペットからの感染例も報告されており、接触する機会の多い幼小児及び高齢者等に対する注意と、ペットの衛生的管理が必要です。


カテゴリ:食中毒

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