従来の食品の細菌汚染検査は、結果が出るまでに24~48時間かかっていました。細菌が見えるようになるまで、寒天培地で培養する必要があったためです。
「誰でも、簡単に、早く結果をだせる装置を作れないか」という食品メーカー数社からの相談を受け、日立製作所 は2005年から研究開発を始め、細菌を蛍光染色して数を計測する フローサイトメトリー法 を応用することで、このカセット式食品細菌数自動計測装置は、開発されました。
その方法は、まず、食品をつけた水に、細菌のDNAだけを染める蛍光色素を混ぜます。この水を細い管の中に流し込み、特殊な波長の光をあてると、生きた菌がいれば赤色、死んだ菌なら紫色に光るようにしました。そして、生きた菌のみを自動計測するという仕組みです。
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