下痢の原因・ウエルシュ菌感染症

2010年05月03日 02:38

ウエルシュ菌 は、ヒトや動物の大腸内常在菌であり、下水、河川、海、耕地などの土壌に広く分布します。ヒトの感染症としては 食中毒 の他に、ガス壊疽、化膿性感染症、敗血症等が知られています。
ウエルシュ菌 食中毒 は、エンテロトキシン産生性ウエルシュ菌(下痢原性ウエルシュ菌)が大量に増殖した食品を喫食することにより、本菌が腸管内で増殖して、芽胞を形成する際に産生・放出するエンテロトキシンにより発症する感染型食中毒です。

主な原因食品には、カレー、スープ、肉団子、チャーシュー、野菜の煮物(特に肉の入ったもの)などがあります。これは、食肉や魚介類のウエルシュ菌汚染率が高いためです。さらに、食肉にはグルタチオン等の還元物質が豊富に含まれているので、調理食品内は嫌気状態になり易く、ウエルシュ菌 の発育に適しています。


カテゴリ:食中毒

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