複視(ふくし)とは、視覚の異常のひとつで、両目で見たときに物が二重に見え、片方の目で見たときにはひとつに見える症状で、時に片目だけのときに二重に見えることがあります。
症状が一日中ずっと出現している場合と一日の中で疲労により出現し、休息により軽減または消失する(日内変動・月内変動)場合があります。物が二重に見えると同時に、遠近や段差の目測ができなくなり、階段の上り降り、ちょっとした段差でも危険な状態になります。
複視 の原因には次のものがあります。
1)眼球運動を支配する神経の異常:神経の麻痺・頭部の外傷など
2)眼球運動を支配する筋肉の異常:重症筋無力症など
3)循環器系の疾患によるもの:糖尿病・高血圧・動脈硬化など
4)脳疾患などによるもの:脳腫瘍・脳動脈瘤など
5)外傷によるもの:眼の周囲の骨折など
複視 の治療は、原因となる疾患・外傷などを特定の上、その治療を行うことが中心となります。
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